今月、本(共著)出します。

レイアウト・デザインのアイデア100011月28日発売予定の「レイアウト・デザインのアイデア1000」(翔泳社)。6人の共著です。僕が作成した作例は270個ぐらい。

<内容紹介>
「PhotoshopやIllustratorなどは使えるけど、肝心のレイアウト・デザインのアイデアが浮かばないという人や、なぜかうまくデザインがまとめられないという人に。デザインの根本となるモノクロのラフだけをたくさん集めました。雑誌、パンフレット、チラシ、ポスター、案内状、広報誌、名刺、ポップづくりで悩んだときに必ず役立つカタログ集です。パラパラめくっているうちに、これは!というやりたいデザインが見つかるはず。デザインワークが楽しくなるアイデアヒントがいっぱいです。」

そうか、もう君はいないのか / 城山三郎

昨年お亡くなりになった城山三郎さんは、僕が茅ケ崎に住んでいるとき、すぐ近くのマンションに住んでいたそうです。当時それを知りつつも文学に関心が薄くて作品に触れることはなかったのですが、最近たまたま本をみかけたので、遺稿となった本書「そうか、もう君はいないのか」を手にとりました。
先に逝ってしまった奥様との人生を振り返る半生記。書き終わっていない内容を編集者が構成した第一部と、二女・紀子さんが書き添えたあとがきからなる二部構成。平凡だけど、そこにきらきらと輝くような人生がある。いろんな夫婦像があり、読み手それぞれの夫婦のカタチとは違っても、夫婦とは何かというのを考えさせられます。
泣ける本だときいていました。毎朝早朝に読み進めてましたが、最後の二女紀子さんのあとがきに涙腺が緩みました。

近代史

学校の社会科で日本史や世界史を勉強したとき、近代史って学年末のあたりにちょこっと触れるぐらいで、個人的にもあまり興味が湧かなかったのですが、大人になっていまの社会とかに興味を持てば持つほど、近代史を知りたい欲求が増えてきました。とはいえ、本格的に勉強するつもりもないので、目下ハマっているのがNHKの「その時歴史が動いた」のコミック版(集英社)。
このシリーズは、歴史上の事件を、そこに深くかかわった“人”にをスポットをあて、その人たちの「決断」「焦燥」「挫折」「挑戦」…といった切り口で時代の背景を描いているので、本当に興味深く読めます。数冊読むと同じ事件のことが違う人物からのアプローチで登場したりするので、時系列でなんとなく歴史の流れをつかむのとは違った理解が得られます。点が線となり、結局何回も読み返すことになります。
昭和史だけでも「激動編」、「太平洋戦争編」、「終戦・平和編」、「復興編」、「経済立国編」など。1冊のボリュームは約500ページ。濃いです。

小泉今日子に学ぶ

小さい頃から、自分の興味のあることにはとことん追及する反面、それ以外のことに全く関心を持たない(排除してしまう?)極端なところがあって、特に生物…動物、植物とか全く無知もいいところ。いまだに、動物の絵が描けない。(会社でも、動物の絵は原に描かせるな、いや、面白いから描かせろ、みたいな存在)
そんな教養の無さをカバーしようと、この歳になってアンテナを違うところに張ろうとしたり…。書店でも、普段見ないようなエリアを探索したりとか。

今日は「ソトコト」を買って読んだ。“いきもの大特集”というタイトルにつられて。最近は動物に癒しを感じることが顕著です。で、その次のコーナーで小泉今日子と分子生物学者・福岡伸一が「多様な生き物と、多様な生き方をする方法」なる対談記事があって、「生命ってなんだろう」というところからいろいろ話が進んでいくわけですが、その中で「面倒くさいことも怠けずにやることが必要。得意なことだけやっていると…多分つまんなくなるから」というくだりがあって、なんか“前述のような自分”の心に直撃しました。アイドルだけじゃなく、書評や演技などいろいろな才能を発揮して新境地を開拓した小泉さん。尊敬です。
わずか4ページの内容ですが、福岡氏のわかりやすい話の切り口とか、他にも考えさせられることたくさんの記事でした。

歩み寄る

音楽の趣味において全く相容れないディレクターS氏の今日の大人なひとこと。
「メタルも、1週間聴き続ければ好きになるかも」
えぇ、いいですとも。貸しますとも!

音楽どころか、本においても相容れないディレクターI氏。
それなのになぜか本の貸し借りが多い。そして、お互いに読破できずにいる。(漫画・BECKを除く)
そんなI氏は今日もまた本を貸してくれた。
内容は“翻訳が好きで仕方ない二人が語り明かした一冊”だそうだ。
読了できるか不安だけど今晩から早速読んでみる。

面白いかも。


で、S氏推薦の音をYouTubeで聴きながら(なかなかよいかも)このブログを書いています。


周囲の人から、多様性を身につけよう…。

ガネーシャ役は古田新太

昨日の予測は早速外れた。

ガネーシャ × 水野敬也

MSN - We舞台(うぇぶたい)

ドラマ化が決定しているという「夢をかなえるゾウ」。ガネーシャがどういうふうに映像として登場するのか気になりますが、こんな感じなのかな?まさか着ぐるみとかじゃないよねぇ…

<最近仕入れた本>
本を読む本 モーティマー・J. アドラー、C.V. ドーレン
はじめて読むドラッカー プロフェッショナルの条件 P・F. ドラッカー (著)
「やらないこと」から決めなさい! 小山昇
罪と罰「まんがで読破」 ドストエフスキー

レバレッジ・リーディングの実践はなかなか難しいけど、「まんがで読破」シリーズは、名作が1時間で読める。

今日仕入れた本

長野駅前の人出がまばらな午前9時代にスタバで朝食(ふたりともツナメルトがお気に入り)をとったあと、書店へ。

◎和力 日本を象る 松田行正
◎勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 勝間和代
◎グーグルに勝つ広告モデル 岡本一郎 →本日中に読了
◎会社の品格 小笹芳央
◎人生は負けたほうが勝っている 山崎武也
◎その時歴史が動いた 知将・猛将編 →本日中に読了
◎その時歴史が動いた 昭和史復興編
◎人間失格 太宰治 →本日中に読了

Hくんから借りた「BECK」25〜33巻を金・土曜で一気に読了。
「レバレッジリーディング」も読了。
M・ゴールドスミスの「コーチングの神様が教える〜」はやっと半分。


ちなみに、「その時歴史が動いた」と「人間失格」は


漫画です…。
文学を漫画で読むなんて邪道かもしれませんが…。ほかにもいろいろシリーズがあるのできっかけづくりとしてはいいかもしれません。

決断力

美容室で順番待ちしている間(※勝山が懇意にしている美容師さんに二人ともやってもらっているので、待ち時間を考えて常に本を携帯していく)、「決断力 羽生 善治」を読了。将棋界の天才・羽生善治がどのように将棋と向き合い、経験を積み、決断しているのかがよくわかる本。
将棋に興味があるわけではなく、将棋の世界がどうなっているのかまったくわからなかったので、対戦の仕組みとかいろいろ知ることができて興味深かったです。どんな人を尊敬していて、誰がライバルなのかがわかると、これから羽生さんの対戦をなんとなくチェックしてみたいと思いました。

最近我が家では読書ブーム。寝る前とか無駄にネットなどせずに(どうせなんとなく巡回して終わるだけだし)、もうちょっと読書に時間を費やしたいところ。

ちなみに僕の順番のとき、先に終わった勝山は別の本を読んでいました

掲載情報

◎長野商工会議所の「商工会議所だより」連載「人きらっとひかる」に出ました。

◎昨日、長野市内のBARにて、某テレビ局と某サイトのコラボレーション企画による対談の収録をしました。

◎勝山の個展情報は、日和hiyori、西之門しんぶんなどに載っています。たくさんのご来場ありがとうございます。展示は29日(日)まで。

明日の須坂新聞で

の紹介をしてくれるみたいです。感謝。

微熱

昨日のid=Naganoのワークショップ中もなんか具合悪かったけど、今日になってから微熱に。
むー、今年に入ってからすでに3回も風邪をひいている…。

今日は一日中ごろごろ寝たり、本読んだり。あれ、「さおだけ屋〜」と「食い逃げされてもバイトを雇うな」シリーズを読んでたんだけど、「さおだけ屋〜」はすでに既読だった…。同じ本を2冊買ってしまうとは…。いつ買ったかまったく思い出せないし、今どこにあるかもわからない。

ビジネス書として非常に人気の高い「成功者の告白」を読了。非常に面白い本でした。経験則が詰まった本。パターンを知ることは財産です。

今日は著書「クリエイターのための3行レシピ」の発売日

momon
クリエイターのための3行レシピ ポストカードデザイン Illustrator&Photoshop

ハラ ヒロシ (著) 5月15日発売 (翔泳社)

初の著書「クリエイターのための3行レシピ ポストカードデザイン」の発売日が決まりました

coverクリエイターのための3行レシピ ポストカードデザイン Illustrator&Photoshop / ハラヒロシ(著)

私の初の著書となる「クリエイターのための3行レシピ ポストカードデザイン Illustrator&Photoshop」(翔泳社)の発売日が5月15日に決まりました。これまで雑誌の執筆は何度もやらせていただきましたが、著書というのはまた違った緊張感がありますね…。

「つくり方はたった3行!やりたいデザインが手間なくできる!」がコンセプトですので、手軽にかっこよいポストカードができてしまうTipsが50点ほど掲載されています。基本的にはデザインの初心者を対象としていますが、ネタそのものはいろいろ応用がきくようなものを考えたつもりです。Tips系でありがちな、極端すぎてどうやって使えばいいいんだ!?というようなことにならないような、できるだけ現実的なデザインに落とし込めそうなものにしてます。

長野市街をいろいろ巡回

長野駅
さっきのエントリーの続き。昼にカレーパンを食べてから勝山と二人で長野周辺に繰り出しました。
(1)ぽっぽ公園近くの喫茶店「幸(ゆき)」へ。ココアめちゃくちゃうまい!
(2)MIDORIの某店員へ挨拶。明日うちに遊びにくるようだ。
(3)カクテル喫茶QUIKでカレーとチョコトーストを食べる。うまい!
(4)ノーノ分室へ挨拶。
(5)タワーレコードで「SIXX:A.M.」とONE OK ROCKの初期の音源を入手。
(6)平安堂で書籍を物色。「考具」などを購入。
(7)昭和レトロな居酒屋・半兵ヱで酒とつまみを。
(8)BAR CHITOSEでワインとチーズ。代行で帰宅。まだ8時だけど。w

飲食店に一日4箇所回ったのははじめてかも。
最後にラーメン行きたかったけど、お腹が受け付けてくれそうになかった…。

『KURA』に百文[momon]登場

cover毎月10日発売の、信州を愛する大人の情報誌・『KURA』(カントリープレス)の9月号、「つくり手を訪ねて。」に百文 勝山ゆかこが登場してます。新作ブローチの写真や、あの衝撃作品(?)も掲載されており、百文の魅力がたっぷり詰まった見開きページになってます。百文(犬)のほうもちゃっかり載ってます。

詳しくは書店、コンビニにてどうぞ。

『日和*hiyori』に百文[momon]登場

cover毎月あたま発刊のフリーペーパー『日和*hiyori』(カントリープレス)の見開きコーナー「こんにちは、さようなら。」に百文の工房が登場してます。あの土間ってこんなに広かったっけ?というぐらい広々と感じる素敵な写真を掲載していただきました。やっぱりプロのカメラマンさんに撮ってもらう写真っていいですねぇ。

今月は、10日発売のあの雑誌にも載るみたいです。

『月刊 街並み』に百文[momon]登場

momon
このブログでもたびたび紹介してる写真小冊子『月刊 街並み』(ナノグラフィカ)。2007年7月号のテーマは「仕事場(アトリエ)めぐり その2」で、4ヶ所の仕事場を紹介してます。
「森獏郎さんのアトリエ(板画)」、「宮沢畳店」、「髪化粧むーん」、そして「勝山ゆかこさんの自宅兼工房」。百文[momon]の彫金工房も取材・撮影いただき、勝山自身や工房の様子など10ページほど掲載されてます。

清水隆史さんに撮ってもらえるなんてうらやましい限り(といっても自分もちゃっかり百文(犬)と一緒に1枚写ってるんだけど)、ともかくすばらしい写真ばかりなので是非お手にとって見てもらえればと思います。ナノグラフィカの皆さんが勝山の取材にいらっしゃったとき、清水さんの撮影っぷりを間近に見ることができてワクワクしてました…。

取材で主にインタビューしてたのは高井綾子さん。「西之門しんぶん」など至る所で作品を拝見します。この『月刊 街並み』では巻末に毎回必ず高井さん直筆の「イラストと解説」が入るのですが、その完成度はこれまた素晴らしく、その観察眼の鋭さと歯に衣着せぬコメントには大爆笑でありました。

» 「街並み」日記(清水隆史さん) (N-gene)
» きりぬき「西之門しんぶん」(高井綾子さん) (N-gene)
» ナノグラフィカ日記(おもに高井さん記す)

その時歴史が動いた

coverその時歴史が動いた 維新の夜明け編 コミック版―NHK (文庫)
コンビニってふとピンポイントで読んでみたいと思わせる本が置いてあったりしますが、NHKの「その時歴史が動いた」のコミック版があるとは知らず、思わず買ってしまった。1冊が結構ボリュームがあって読み応えあります。僕のような、広く浅く知りたがりな人間にはなかなかうってつけのシリーズ。他のも読みたいと思ったんですがたくさん出ているようで…。全制覇はとりあえずあきらめて、昭和史あたりを攻めてみようと思う。

マロンペーストと、「街並み」5月号〜小布施

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na-na[セレクトショップノーノ]の、分室のほうへお邪魔して、パッケージのデザインにグッときた仏産マロンペーストと、ナノグラフィカが毎月発行している「街並み」小布施編を購入。レジで店主さんに「栗と栗ですね」といわれて、なるほど!と感心…。

こんな僕でも社長になれた / 家入一真

coverこんな僕でも社長になれた / 家入一真」 

ロリポップをはじめ独創的なサービスを次々とリリースして突っ走るpaperboy&co.家入一真社長の半生を綴った自叙伝。
イエイリさんは社長になっても自分自身で面白いサービスを個人で作りつづけているところがすごいです。あくまで1ユーザーとして日々新しいことを考えて、サービスとしても実現していく・・・。お会いしたときも、とても謙虚な方で、あたらしい社長像っていう感じがしますね。ペパボ社の社風も面白いし、真似してみたいなぁと思うことがたくさんあります。

謙虚さと自然体な姿勢がにじみ出た良書です。

クーリエ・ジャポン月刊化

coverクーリエ・ジャポン」 

これまで月2回発行だったクーリエ・ジャポンが月刊となりました。この雑誌、おもしろいですね。世界各国の有力メディアから記事を厳選して掲載しているだけあって、記事の濃さや角度、写真の質、どれをとっても見ごたえ・読み応え満載です。特に「世界から見た日本」系の視点の記事は面白いです。これ、思い切って定期購読にしようかな〜。
10年ちょっと前にNYに行ったときもっとも強烈な印象だった場所のひとつ、チェルシーホテルの記事がありましたが、ジェラルド・デコックの部屋ってこんなにすごいんだ…。実物見たかったなぁ。

あとそれから、小さな記事を集めたchitshatというコーナーも面白くて、「ヘヴィメタルで脳力UP?」という記事が載っていてウケタ。

熱血!! コロコロ伝説 vol.1 1977-1978 (ムック)

cover熱血!! コロコロ伝説 vol.1 1977-1978 (ムック)」 

うわ、なんだこれは。おじさん買ってしまいそう。リトル巨人くん読みたい。

「熱血!! コロコロ伝説」シリーズ
Vol.10まで出るのか。自分が小学生のころまでのがほしい。

ひとつ上のチーム。

coverひとつ上のチーム。(眞木 準)」 

仕事では徐々にスタッフやパートナーが増えて、社内チームでも信頼して任せられる部分が増えているので心強いです。人がいるから面倒なことを垂れ流すという没個性的チームじゃなくて、有機的な力関係で仕事が動いていくような、モチベーションの高いチームづくりを目指したいなと思ってます。えーと、そんなの当たり前のことだけど・・・。
そんなチームづくりをいっしょに作っていきたいと思ってくれるスタッフ、現在大募集中でございます。


超一流のクリエイターが経験してきたこととその哲学が詰まったこの本はいろいろ参考になります。特に博報堂小沢氏のパートがよかったなー。

まだまだ。まだまだだなぁ・・・。

濫読中

軟・硬問わず。

トンデモWeb業界 Webサイトはこうして作られる(小田原 貴樹)」 先輩に借りたんだけど、面白かった。
CMS構築 成功の法則(生田 昌弘、門別 諭)」 来月生田さんも出演される宣伝会議主催のセミナーにいってきます。
ひとつ上のチーム。(眞木 準)」 これを目標として…。
自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒(養老 孟司)」 まだ読んでませんが、興味深いタイトル。
感動をつくれますか?(久石 譲)」 母校の先輩です。
憲法九条を世界遺産に(太田 光、中沢 新一)」 太田 光のコメントは常に興味深い。
実践 書類&情報 整理術 - こんなやり方があった!」 本がたまりすぎたのでなんとかしたい。

coverあっとそれから会社のWebチームには「必読書コーナー」というのがあって、後輩が買ってきてくれたSEOや動画、CMに関する本などもまだ未読だった。自分からコーナーを設けておいて、こりゃいかん。

マーティ・フリードマン×ANCHANG

coverかなり久しぶりにサイゾーを買ったら、マーティ・フリードマンの「Rock 'n' Roll一期一会」というコーナーのゲストがANCHANGだった。ラッキー。現在バンドとしての活動は休止中のマシンガンズですが、バンドのライブパフォーマンスについて面白いトークが繰り広げられています。
それにしても、マーティ・フリードマンってJ-POPオタクだったんだ・・・。

信長・秀吉・家康の研究

cover年末年始といえば、歴史ドラマ。歴史については、大河ドラマも時代劇も全く見ないので教科書レベルの知識しかないですが、そんな大昔の授業の内容なんてすっからかんに忘れちゃいます。歴史の授業は得意だったのに、いかに「一時記憶レベル」でしか学んでいなかったか、大人になってから痛感することが多い・・・。
先日の「明智光秀」を見ていて、無性に戦国時代のことを知りたくなりました。かねてから日本史と世界史の教科書をもう一度読みたいと思ってはいたのですが、今日意を決して雪道のなか書店へ。しかし置いてませんでした。あるのは参考書のみ。うーん、使えない・・・
というわけで文庫コーナーを漁って買ってきたのがこの本。信長・秀吉・家康がどうやってリーダーシップを発揮したのかが詳しく書かれていて面白かったです。ここを切り口に前後の時代のことも知りたくなってきました。

年末年始は、読書しよう

さて、今週で今年の営業も終わりです。年末年始の休みもきっとバタバタしているのでしょうけど、休み中は読書にもうすこし時間を割こうと思って、プレッシャーをかけるためにもAmazonでがんがん本を仕入れているところ。軟硬問わず、面白そうなものを。
しかし、困ったことに本はよく買うんだけど最後まで読みきらない率が高い。実は読書はあまり得意でないです。買って満足。情けない・・・。

で、作戦です。モチベーションを高めるために有効なのは、いきなり難しい本を読むのではなくて「この著者の考えてること、自分もあてはまるかも!」、「こういう自分を目指したい!」というような、所謂"自分のやってることを正当化したり鼓舞するのにもってこい系"の本をひとまず読むこと。まぁ自己啓発ビジネス書ですかね。
というわけで、まずは「仕事は、かけ算。20倍速で自分を成長させる」から読みます。たのむっ、20倍速で本が読めるように・・・とか考える自分はすでにアウトな気がする。

通になるなら、便通がいい

cover寄藤文平さんのイラストみたさに、死にカタログと一緒に買っておいた本が「ウンココロ しあわせウンコ生活のススメ 」
ふざけたタイトルだが、気になるコピー。日常のなかではすっかりタブーな言葉だけど、一冊通して読むととっても奥ゆかしく、感動的ですらある。「ふざけたタイトル」などと思った自分がちょっと恥ずかしい。肉ばっかり、お菓子ばっかり、コンビニばっかり、お酒ばっかりなど偏食な人は「ばっかりバランス」を熟読すべし!
自分の体のこと、生活のこと、エコのことに思いをはせ、そして毎日観察している愛犬の"COLOR OF UNCO"を「ウンコカラーチャート」に照らし合わせ、健康チェックをしたいと思います。

SNS的仕事術

coverSNS的仕事術 ソーシャル・ネットワーキングで働き方を変える!
組織の名前で仕事をする時代は終わった。個人の名前で仕事をするようになるためには、いかに自分の価値を高め、良質な人的ネットワークを構築することが大切で、それには情報収集力ではなく情報発信力が大切である・・・と説いた本。
SNSを使って仕事をしようと具体的に考えたことないけど、よく考えれば書いてある内容は結構実践できてる気がした。id=Naganoだってつまりはそういうことなんだろうし。「自分の名前で仕事をしたい」というのもよくわかる。ニックネームをつけないのもまさにこれが理由です。

隙間学習

cover外で打ち合わせする前に書店に立ち寄り何冊か書籍等を購入。時間まで15分ほど余裕があったので、たまにやっている「隙間学習」を実践。自分なりの方法ですが、やり方はこんな感じ。

1)コンパクトで初心者向けの本を選ぶ。今日の本はマーケティングを学べ!
2)小見出しだけ全部手帳に列記する

以上。今日は2)を車中で時間内に済ませた(※BGMがスラッシュメタルだとよりテンションがあがる)。小見出しって本の流れがよくわかるし、究極の要約センテンス。これをやると、

3)書いているうちに脳が活発になってくる
4)小見出しの先はいったい何が書かれているのか、とにかく中身が気になる

で、時間あるときにゆっくり読みます。そうすると理解度が高まって、本を持ち歩かなくてもメモした手帳をみるだけでなんとなく復習できたりします。基礎力をつけるときに結構いいです。

photographica vol.04

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
パートナー・勝山ゆかこの「GALERIE」連載中のデジタル&銀塩&デザインを語るフォトカルチャーの先端情報誌「photographica(フォトグラフィカ)」vol.04が本日発売。内容がさらにグレードアップしている印象を受けました。いつも立ち寄る書店でも、毎号在庫数が増えているような気がしてます。
今月は「デジタル写真の新旗手たち」と題して、デジタル環境で育った新世代の写真家が紹介されてます。沖本さんが編集後記で「おもしろい人」を条件に選んだという写真家さんたちのクオリティは素晴らしく高いです。次号で1周年ですが、2年目のテーマは「写真で世界をデザインする」だそうです。この雑誌がこれからどういう風にパワーアップするのか注目です。

千円札は拾うな。

cover千円札は拾うな。(サンマーク出版)
ワイキューブ・安田佳生社長著。帰宅後と翌日の出社前の空いた時間で読了。タイトルや見出しだけでも引き付けられるが、内容もとても面白かった。「残業をやめれば給料は増える」、「優秀な人材に仕事はさせない」、「自分でできることは自分でしない」、「売り上げを伸ばすために顧客は捨てる」、「社員の決済能力が会社の業績を決める」、「タクシーに乗るのに理由はいらない」、「家を売ってワインを買っても人生は破綻しない」、「大成する男はお金と時間の使い方が違う」、「似合うスーツは選んではいけない」、「自分の給料を下げる努力」・・・等々。こんな感じの見出しにはっとしたら是非読んでみてください。書いてあることは非常に真っ当な考え方です。時間とお金、人材に対する価値観はとても参考になります。

成果を生み出すための時間の使い方は僕自身ずっと考えていたことで、仕事するなら一般的にかかる時間より早く終わらせる。それでできた余剰時間はもちろんほかの仕事にまわすのだけど、その一部を自分の自由な時間(遊ぶ時間じゃない)にあてる。その時間で自分がしていることは、絶対的に自分にも会社にもプラスになっているという信念のもとで。どんなに忙しくても、自由な時間を捻出するということはとても大切なことだと思っています。

この本を読んで、さらに自分の時間を作り出すためのヒントを得たような気がします。

Casa Brutus 日本の建築

cover昨晩深夜と今日の早朝は、パートナーから借りた浮世絵の全集をじーっと眺めて溜息をついていました。
今回のCasa Brutusは「知らないと恥ずかしい!日本建築、デザインの基礎知識。」なるテーマ。日本の建築とかJapaneseなデザインとか浮世絵とかに興味を持ち始めたのってほんと大人になってからのことだったので、中学修学旅行で訪れた(本来は貴重な体験だったはずの)奈良・京都訪問は、当時の自分にはまったく無意味に近いぐらいのイベントだったんだなぁっておもうと残念でならないです。合唱を3回も歌った(歌わされた)ことぐらいしか覚えていない。悲しい。
さて、今号でグラフィックデザイン的に超ツボだったのが、特集を英語版に再編集した「Traditional Japanese Architecture and Design English Texts」でした。シンプルでインパクトがあって繊細なレイアウト。こういう感覚を身につけたいです。

クリエイターに必要な○○力

cover今月のweb creatorsでは巻頭と巻末の両特集に登場させていただきました。巻末特集は「クリエイターに必要な○○力」というテーマで、探求力、発想力、表現力、コミュニケーション力、人間力、技術力、管理力について44名のクリエイターがアンケートに答えてます。様々な意見で面白いです。44人のうち4人が「原」姓だったのに妙な嬉しさを感じました。1クラスに4人の「原さん」はなかなかないもんね。
最後に各クリエイターのプロフィールと5点満点での自己採点とクリエイターにとって必要な○○力を挙げるという記事があるのですが、自分と全く同じ自己評価をしていたのがおひとりいらっしゃいまして、ロック系デザイナー(謎)の雄・枌谷さんでした(嬉)。枌谷さんのおっしゃるとおり自己評価ってのは難しいです。高くつけるのも、低くつけるのも、平均点にしておくのも、どれもなんか違和感あるわけです。

+DESIGNING

image+DESIGNING
面白そうな雑誌が創刊します。創刊号は「文字」特集。まずはマニアッカーズデザイン・サトーさんのところ読みたいです。

文字って興味深いですね。その時代によって流行があったり好きなフォントがあったりして、ついついそのフォントばかり使ってしまう。僕はここ数年「Frutiger」、「DINSchrift」、「GillSands」、あと「Helvetica」を使う頻度が高いです。

最近Webに追われて「紙」のデザインやってないな…。プリンタで出力するのはスケジュール表と見積書ばかり(苦笑)。最近知り合った人とかに、グラフィックやってないと思われてたりとかして、まぁ確かに最近やってないんですよ。いまはWebに全力を傾けることが大事なんですが、当然グラフィックもっと勉強しなきゃいけないです。きょう、上司が東京までとあるセミナーを受講しに行ってます。何かが変わるきっかけになればいいなと思ってます。

photographica vol.03

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
5/26に「photographica(フォトグラフィカ)」vol.03が発売。パートナー・勝山ゆかこの連載「GALERIE」も無事載っております。どんな写真が載るか知っていながらもページにたどり着いたときのインパクトは自分の想像以上でした…。
今月の巻頭特集は広告を中心に活動されている写真家・瀧本幹也氏。デザイン性が高くて、じーっと見てしまいますね。その他の特集では「対話で探る 写真家の視点、アートディレクターの視点」というのが面白かったです。写真家とアートディレクターが近くて相対する存在という位置づけで、写真家はアートディレクターを、アートディレクターは写真家をそれぞれ語るという記事。優秀なクリエイターは自分のことだけでなく仕事のパートナーや違う職種についても自分の言葉で客観的に語ることができるんですねぇ。読んでいるだけで現場で産まれる化学反応みたいなものが容易に想像できるし、どんな職種であっても成功イメージを湧かせてくれる作品や企画をもちこみあえる仕事って楽しいよねって思いました。

ウェブ進化論

coverこういう本も読んでおかないと…と思って懐にしまっている本。壮大に感じて現実の仕事と照らし合わせるとリアリティを感じないんじゃないかなって思って読み始めたけど実際はそんなことないわけで、この本でいう「こちら側」の意識だけでやってるんじゃどんどん取り残されてしまうという危機感を抱きます。次々出てくる新現象の本質に触れていることは大事ですねぇ。とりあえず旅路の途中で熟読します。

photographica vol.02

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
創刊第二号「photographica(フォトグラフィカ)」は本日発売です。パートナー・勝山ゆかこの連載「GALERIE」も載っております。
今月の巻頭は蜷川実花、杉本博司。蜷川実花の独特の世界はどうやってつくられるのか…非常に興味深いです。それから平間至、小林紀晴の新連載もスタート。特集は国内外最強レタッチャーによるレタッチ講座、男女13人の気鋭作家に聞く表現スタイル、カメラのブランドの検証など非常に内容が濃く、おもしろいです。
次号は5月末。締切もきっとあっという間。彫金も忙しいようですが、当然こちらの準備も着々と進んでいる様子。昨日も極寒の雨中で撮影敢行!アシスタント・ハラの眠気もぶっとんでよい感じに上がってます。

チェコのマッチラベル

cover最近よくパラパラめくっては楽しんでいるのが、チェコのマッチラベルコレクションの本。くすんでるけど明るいアナログなデザインに、あったかさと懐かしさが感じられて、かわいかったりかっこよかったりするパッケージがたくさんある。配色とか日本ではあまりみかけないものばかりだし、マッチラベルという小さなスペースにたくさんのアイデアが凝縮してる。そういえばマッチなんて最近あまり見かけないな。
この本の編著は南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんという。うーん、あやしい。

新創刊「photographica」にてGALERIE連載

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
本日創刊されたMdNの新雑誌「photographica(フォトグラフィカ)」にて、パートナー・勝山ゆかこの連載がスタートしました。この雑誌は「“写真をデザインする”をコンセプトに、主に仕事で写真を扱う人に向けたプロレベルの絵づくり・作品づくりのアイデアや視点、撮影に関する手法とテクニックなどを紹介するフォトカルチャーの先端情報誌」という位置づけ。「GALERIE」のページは4ページで、写真数点と文章で綴られたコラム的なページとなっております。
きっかけは、随分前にこの雑誌を編集された沖本さんが「GALERIE」に注目してくれて、その後沖本さんが写真の雑誌を創刊したいというタイミングで声をかけていただきました。ふたりでMdN編集部に打ち合わせにいったときに「こういうことを日本でやっている人は他に知らない」という大変ありがたい評価をいただいたうえに、連載するにあたって「内容はおまかせで」という自由このうえない条件で4ページ割いてもらうという、付き添いでついていった僕はビックリ仰天な出来事だったわけです。それにしても異色だなぁこの4ページ。

DESIGN QUARTERLY

coverDESIGN QUARTERLY (デザイン・クオータリー) No.1
関根康浩さんが編集長をつとめる新しい雑誌「DESIGN QUARTERLY」が発刊されました。オーダーしておいた本誌が到着。関根さんの発刊にあたっての強いメッセージが印象深いです。創刊号は、おなじみのメジャーなデザイナーの、デザインを意識するようになったきっかけの個人的体験談が掲載されています。

自分がデザインを意識したのっていつだろうな?いま、一応デザイナーと呼ばれる仕事をしているけれども、少なくとも20歳ぐらいまではこの職業を意識したことは全くなかったな。あーでも潜在的にはパーマンバッジとかハットリくんの手裏剣とかプロゴルファー猿の手作りドライバーとか、そういうのに相当な美意識を感じていたとは思うけど。自分で真似して作ってたもんね。。。あとはチョロQとかミニ四駆とかのデコレーションかな。何かいじりたくて仕方なかった。自分だけのオリジナルをつくりたいっていう気持ち。自分がそれを見て、すごくカッコイイと思えるまで手を加える努力。…とはいえ、ちゃんとした塗料を使わずに、油性マジックでボディを塗りつぶしてしまうようないい加減さがあって、それは今でも変わらない気がするなぁ(苦笑)。

Sticker Graphics

cover「Sticker Graphics」
黄色いプラスチックケースを開けると、50枚のステッカー、ステッカーグラフィックを掲載した作品集、ポスターが入っています。オモチャ箱のような楽しさが詰まったパッケージで思わずAmazonで買ってしまった。黄色って惹かれるなぁ。優れたステッカーグラフィック満載でかなり刺激が強いです。
フリフリカンパニー、デビルロボッツ、グルービジョンズ等々、国内のデザイナーの作品も多数収録されてます。

今日の買い物

cover妖怪から心にやさしい生活まで…w

陰陽座 / 臥龍點睛
Esquire7月号
meuble(エムディーエヌコーポレーション)
Lingkaran リンカラン(ソニー・マガジンズ)
業種別新聞広告キャッチコピー大百科(ピエブックス)
Business Handbook(講談社)

いいかげん会社のデスク周りは雑誌と書籍ばかりで置く場所がなくなってきた。引っ越しのときに今使ってる本棚を会社にもってこよう。

付録にピンホールカメラ

coverPHat PHOTO(シーエムエス刊)の5-6月号の付録に組立式の白いピンホールカメラがついているというので買ってみました。工作系は結構好きなほうだけど、丁寧に作るのって苦手なのでうまく作れるかわかりませんがこの連休中に時間とれれば作ってみようかな。ニッパーや接着剤などが必要のようなので調達しなくては。

明日は埼玉(熊谷)へ行きます。

Flashでデザイン 差がつくBlogサイトの作り方

coverFlashでデザイン 差がつくBlogサイトの作り方 原 一浩 (著)
karadesign代表/Design Wedge編集長の原一浩さん著の注目のFlashblog本(Movable Typeなどから出力されるXMLをFlashに読み込ませて構築するblog)が今日発売。以前からMixiとかみていて非常に気になってました。原さんお疲れさまです。早速注文してあった本誌がAmazonより到着。まだイントロ部分しか読んでないので早く続きが読みたい。その前に仕事片づけなきゃ。
Flashblogのサポートサイトもあります。

デザインノート

coverデザインノート―デザインのメイキングマガジン (No.2)
名だたるアートディレクター/デザイナーの仕事ぶりを紹介し、その制作過程のなかからデザインについての想いやこだわりが伺えるという書籍、第二弾。今回の特集は「アートディレクターが魅せる 文字・ロゴ・フォント」ということで各アートディレクターの世界観が非常に興味深い内容でした。こういうの見るとモチベーションと凹みが同時に襲ってくる。書店でパラパラとページをめくっていたらカワカミシュンさんが載っていたので即レジ。

イチローに糸井重里が聞く

coverキャッチボール ICHIRO meets you(ぴあ)
イチローが発する言葉の節々には、分析があり、知性がある。イチローのあらゆるプレーが好きだけど、イチローの言葉も好き。ヒット1本を打つことに、どれだけの喜びが込められているのか、この本を読むとわかります。
評価は他人がすることであって、他人の評価を意識した生き方はしない。自分の力を最大限に出すことに全力を注ぎ、人が求める理想は決して求めない…。これってちょっと普通マネできないことだと思います。でも、イチローも人の子。そういう哲学を持つまでには、様々な葛藤や挫折があったんですね。ますますファンになりました。
とりあえず今日は、ハンク・アーロン賞の投票なんかしてみたり。

アイデア×アイデア

coverアイデア×アイデア
百式で海外のビジネスアイデアを紹介したうちの100例を掲載した本。奇抜なアイデアがたくさん載っていて、なるほどね、こういうアイデアもあるんだね、といった事例が満載で非常に面白いです。何か自分の仕事とかにも役に立つのではないかと、1つ1つ読むごとに頭が柔らかくなっていくようで、凝り固まった脳味噌をほぐしてくれます。モノの見方、考え方について参考になります。個人的には株価の変動で色がかわるインテリアが欲しいと思いました。

ダウンサイジング

cover日本縮小―ダウンサイジング社会への挑戦
いつだったか忘れたけれどその昔、「いずれ日本の人口増加は打ち止めになって、どんどん人口が少なくなっていくんだよ」ってはじめて聞いたときは衝撃でした。加えて「日本という国は人口が減ることなんて全く考えずに学校なんかを次々と建てていったんだ」という言葉にも関心を覚えました。インフラ、経済、暮らし、社会保障、教育…。今のニュースの多くが少子高齢化に少なからず関わっている問題です。人口のピークは再来年と言われています。数値として実感が湧くのもはもうすぐですが、いずれそのうち、日本のあちこちでゴーストタウンが出てくるのを想像するとなんかちょっと信じられません。

メモメモ

cover熊谷正寿(著)『一冊の手帳で夢は必ずかなう - なりたい自分になるシンプルな方法』
InterQやお名前.comなどの事業などで有名ですが、勝ち組ベンチャー企業の代表的な存在のGMO・グローバルメディアオンライン社長、熊谷正寿氏(ちなみに同郷出身)の著書。手帳に書いた目標を実践し、今や年商156億の企業に成長させた成功者の口調はアツイ。熊谷氏の仕事術、時間管理術、マネジメントの極意が記されています。僕自身は時間の使い方は比較的うまい方かなぁと分析するのですが、この本を読んでいたらまだまだ自分は遊んでるレベルなんじゃないかと思ったり。全部真似ることは不可能ですが、社長の極意をちょっとでも実践できれば自分にとってプラスになることは間違いなし。

パレスチナ

coverアラブとイスラエル―パレスチナ問題の構図
世界史とか好きだったけど、あまりに複雑なパレスチナ問題をニュースとかで必死に耳を傾けていても点が線にならない部分がいくつかあるのでもう一度勉強し直そうと思って読み始めた本。ほんの数ページ読んだだけでもいろいろ知らなかった歴史の側面を知ることができて明日からのニュースの見方が変わりそうです。
あーしかし、世界史好きだったといいつつも、こうもスッカラカンに忘れてしまう自分の長期的記憶力のなさに嫌気がさします。勉強は継続が必要なんでしょうけど、覚えるためにやっている勉強というのはやはり全く役に立たない。

濫読

時間がなく買ったきり手をつけられなかった雑誌たちに目を通す。

サイゾー
世の中の裏側を斜め読みするにはもってこい。「西和彦VS堀江貴文」、「“噂の真相”編集長 vs女子大生」、「モルガン・サックス・金太夫のマネー基礎講座」あたりの記事が面白かったです。毎度デンジャラスな記事ばかりですがとにかく廃刊しないように頑張ってください。

Casa Brutus
以前は東京・欧州のモダン建築が好みだったけど最近は京都のほうが断然面白い。このへんはかなり趣味変わりました。

日経マネー
僕のように経済に疎い人間には「人気アナリストが分析する業種別注目株」などという特集は手っ取り早く各企業の業績を知るきっかけになるのでとっても便利。

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MdNデザイナーズファイル

MdNデザイナーズファイル

cover今、注目しておきたいデザイナー・248人の仕事…
本書は、現在最も活躍、そして注目されているエディトリアル、広告、Web、装幀などの各分野のデザイナー248人を厳選して掲載した、デザイナーズ年鑑の決定版です。プロフィール、連絡先、使用ツール、URL、そして作品を美しく、そして使いやすいレイアウトで編集。クリエイティブな仕事に携わるすべての方のデスクトップ必携の一冊です。あなたの探しているデザイナーがここに居ます!
私も掲載させていただきました。なんかすごい方たちばかりで、自分は場違いな気もするのですが…。

エアロ・ハウス

cover「TITLE」4月号(文芸春秋)
特集は「それでも家を建てたい人へ、ヒント満載!新世代建築家のケーススタディ」。
巻頭を飾る移設増設OKのユニットハウス「エアロ・ハウス」これなかなか凄い。足場は大丈夫なんだろうかとの疑問もあるけれど、通常の木造住宅より永く使えるのだとか。価格も非常にリーズナブル。最近は9坪ハウスとか、サッカーボール型住宅とかいろいろありますね。住宅ってこんな風にもっと個性的であるべきだと思います。

制限の中から生まれる

casa今月のCasa Brutusの特集は「決定版!この先の住宅特集」。北向きの斜面に太陽エネルギーを無駄なく注いだ北向傾斜住宅の驚異的なデザインに思わずため息が漏れました。木とコンクリートの調和も美しく、部屋中に唸り声を響かせて感動。制限があったり、不利な条件がある中から生まれたものにすごく魅力を感じました。まぁ少なくとも、どんなものにもそういうのがついてまわるんでしょうけど。例えば予算とか(苦笑)。
自由ってのはある意味つかみ所がなくて怖い感じがします。少なくとも、僕自身は自由に対して弱い人間であると思っているので…。

Absolut Book

coverAbsolut Book: The Absolut Vodka Advertising Story
会社は今日で仕事納め。身の回りの整理整頓をしていると、改めて「買っただけで満足」な雑誌や書籍が山のようにあることに気づく。まぁこの一年、新たに習得したことも多いとは思うけれど、やろうと思ってできなかった(やらなかった)こともたくさんあったので、早速帰りに自宅に持ち帰って正月休み中の宿題も課したいと思います…。
棚の奥のほうから「Absolut Book」が出てきました。東京でデザイナー始めた頃に紀伊国屋で探しまくって買った本で、スウェーデン産のウォッカのアメリカでの広告シリーズをまとめた本。「アブソルート・アート」と呼ばれるボトルをモチーフにしたユニークなデザインが網羅しています。ちなみに、日本で最初の「アブソルート・アーティスト」になったのは横尾忠則氏。アブソルート・ウォッカの広告シリーズは、アメリカではNike、コカコーラと並ぶ“広告の殿堂”なのだそうです。

思考と行動における言語

「思考と行動における言語 S.I.ハヤカワ」引用

記号は・物そのものではない。 地図は・現地ではない。コトバは・物ではない。

地図と現地(Maps and Territories)
 ある意味でわれわれは二つの世界に住んでいる。第一にはわれわれのまわりの出来事の世界(world of happening)で、それは直接知り得るものである。これは極めて小さな世界で、われわれが実際に見たり聞いたり触れたりする事物の連続のみでできており─われわれの感覚の前を常に通り過ぎている出来事の流れである。この個人的経験の世界に関する限り、もし行ったことがなければアフリカも南米も、アジア、ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルスも存在しないことになる。直接にどのぐらい知り得るものかと考えてみると、それはほんの僅かなものであることがわかる。
 われわれの知識の大部分は、両親・友人・学校・新聞・書物・会話・講演・テレビなどから得るが、それはコトバで受け取る。たとえばわれわれの歴史の知識はただコトバによってだけ伝えられる。ワーテルローの戦があったという唯一の証拠は、その事のあったという報告(report)があるということだけである。それらの報告はそれが起こっているのを見た人がわれわれに伝えるのではなく、他の報告に基づいている。報告の報告の報告、そしてさかのぼれば最後には、それが起こっているのを見た人々によるナマの報告(first-hand reports)にたどり着く。われわれが多くの知識を受け取るのは、報告や報告の報告を通してである。政府についても、中東の事情についても、下町の映画館で何をやっているのかということについても─われわれが直接経験で知るのではないことはすべて報告で知る。

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地図は現地ではない2

補足。あやまった地図=嘘っていうわけではない。小説とかの物語は「害のない地図」ってことになるし。コトバってそこがまた、面白い。
最近どんどん字がヘタになっていく。歳を重ねるにつれて大雑把になるも達筆になっていくような傾向はどうやら僕にはみられないらしい。日常で字を書く機会といったら、ラフを書くとき、電話中にメモするとき、FAXを送るとき…ぐらいか(そういや最近では「原」って自分の名前の漢字すら書くのが億劫で仕方ない)。気合いを入れて書く場面がないので別にキレイに書かなくてもいいんだけど、メモ書きの字を後になって見て何書いてあるかわからないことが多くて愕然。昨日の話じゃないけど「地図=報告」。コミュニケーションの原点は自分とのコミュニケーション。字がヘタになると、自分自身にまともな地図も描けないってことになる?

地図は現地ではない1

空は晴れていなくても「晴れている」ということはできる。コトバはモノではない。地図は現地ではない。でも世の中はいろんな地図にあふれていて、あやまった地図もたくさんあってそれが日常化している。コトバを飾るためにいろんな地図ができあがる。その地図は未来の出来事に影響を与える。そういう仕事してるヒトはたくさんいる。情報操作が横行している今の世の中。ふと、とある胡散臭い広告のコピーをみながら言語の世界ってコワイなぁって考え込んだ。

看板力

cover「看板力(ワールドフォトプレス)フルカラー全633P/6,476円」
文字通り「看板」にスポットを当てた本。ビルボード、電柱広告、ファサード、懸垂幕、車体広告、アラーキーの特写・東京看板娘、江戸看板、レトロ看板、映画看板、サーキット看板、その他世界中の看板等々ビッシリと網羅したボリューム満点の内容。人間が持つ「伝えたい」という思いがつまっていて、その熱いメッセージがこめられています。この本はきっと、僕にとって人生のバイブルになることでしょう…。会社と自宅に1冊ずつ欲しい!