IN FLAMES来日公演

March 2009
4th - Tokyo - Blitz
5th - Tokyo - Blitz
6th - Osaka - IMP Hall

平日かぁ。残念!

IN FLAMES Guitar Lesson

IN FLAMES Guitar Lesson

イエスパーとビヨーンのギターレッスン

IN FLAMESのサイトがリニューアル

ジャケットやブックレットに使用されているキャラクターを使ってますね。ジャケットについては賛否両論あるようですが、僕は好きですけどね。

IN FLAMES

IN FLAMES / A SENSE OF PURPOSE

cover一番好きなバンドなだけに常に評価は“盲目的”ですけど、新作「A SENSE OF PURPOSE」の楽曲紹介を簡単に。まだどの曲が最高!というところまで聴きこめてはいませんが。

フレドリック・ノルドストロームのスタジオを買い取った、バンド所有のスタジオ「IF STUDIO」としてじっくり制作された通算9枚目のフルアルバムです。
全体的な感想としては、メロディアス度が高い、ギターソロがいつもより多い、ゴリゴリとへヴィに押し切るのではなく空間に広がりがある、適度なデジタル風味が音に厚みを与え、深みを感じさせる、緩急(テンポ)の使い分け・アレンジの妙が冴えてる…といったところかな。アプローチは多彩なのに、IN FLAMESという看板がはっきり見えるところがさすがです。スピード感のある曲はわりと似たタイプが多いので、何度も聞き込む必要はある…というよりは、個人的にはストレートなHMチューンはここ数作平凡に感じてしまうところがあって、特に前作「COME CLARITY」の終盤もそうだったんだけど、ちょっとアクセントのある曲が挟まってもよかったかな。

このバンドの良さはなんといってもスルメのように噛めば噛むほど味がでるところ。1度や2度じゃ良さはわからないけど、聞き込めば好きになりそうと思わせる可能性を感じさせてくれるのがいいですね。
IN FLAMESはアルバムごとに進化していくことがバンドとしての目標であるし、単純に過去のアルバムと相対的に比べて評価するのは難しいですが、個人的には過去のアルバムはどれも傑作だし、今回“も”傑作です、と言い切れます。

1.The Mirror's Truth
イントロではIN FLAMESらしくないちょっと軽めな雰囲気でスタートするけど、すかさず歯切れのよいリフとアンダース・フリーデンのシャウトが炸裂。へヴィすぎないマイルドさのあるギター、サビでのヴォーカルハーモニーとバッキングのハーモニーが抜群のメロディ、そして即効性と持続性の両方を兼ね備えた深遠さを感じるリーダートラックとしては文句なしの名曲。新作を象徴するかのような1曲です。

2.Disconnected
ザクザクと疾走していく序盤ではヘドバン必至。曲中でテンポがいろいろ変わっていて、ブリッジ〜サビにかけて表情が緩やかに変わっていくメロディが抜群。

3.Sleepless Again
初期IN FLAMESを思わせるアコースティックギターからはじまり、すかさず攻撃的疾走リフに。これまたブリッジ〜サビでの抑揚とメロディのバランスやキーボードのアレンジが秀逸。決して技巧に走らないメロディアスなギターソロもいいです。

4.Alias
ミドルテンポで、じっくりとメロディを紡いでいくといういままでになかったタイプの曲。サビでのコーラスハーモニーが特徴。これもギターソロにアコースティックギターを取り入れていて、IN FLAMES的モダン&クラシックがうまく同居してます。

5.I'm the Highway
印象的なメロディのギターリフが耳に残る。サビもかなりメロディアスで、歌重視度高い。

6.Delight and Angers
クラシックなHMを思わせるザクザクっとしたリフで始まる正統派な曲。思わず縦ノリしたくなります。ライブ向きかも。サビの手前のIN FLAMESらしいギターの音が気持ちよい。

7.Move Through Me
SOILWORKっぽいフューチャリスティックなアプローチのサウンドを軸にメロディアスで力強いヴォーカルが心地よいモダンな曲。ギターソロもスピーディーでキレがある。

8.The Chosen Pessimist
8分を超える大作。淡々としたイントロからはじまって、どうなるんだこの曲は!?と思わせながらいつのまにかドラマティックな展開になって、唐突な終わり方をするという、IN FLAMESになかった新機軸となる曲。感動的。唐突な終わり方がかえって余韻をずっと引きずります。アンダース・フリーデンの表現力が素晴らしいです。

9.Sober and Irrelevant
力強く、メロディックに疾走するメタルチューン。ここからは「COME CLARITY」の終盤同様、グイグイと引っ張る曲が続きます。

10.Condemned
グルーブ感あふれるへヴィな普遍的HM曲。サビのメロディはみんなで歌いたくなる勇壮さ、キャッチーさがあります。

11.Drenched In Fear
IN FLAMESらしい煽情力あるHM曲。これもブリッジ〜サビは合唱したい。随所にテクニカルなギターソロやアレンジがちりばめられてます。

12.March To The Shore
容赦なく突っ走る疾走曲…と思いきやこれもメリハリをつけてサビでじっくりハーモニーを聴かせるなど、アレンジ力が光る曲。

13.Eraser
「The Mirror's Truth」EPのカップリング曲ですが、同曲に負けず劣らずのフューチャリスティックな浮遊感と抜群なメロディをもつ名曲。リフもサビもソロも全て完璧。

14.Tilt
ちょっと地味だけどIN FLAMESらしさが随所に出ているミドルテンポの曲。アンダース・フリーデンの振り絞るヴォーカルがよい。ソロでのツインギターのハーモニーが叙情的。

15. Abnegation
コンピレーションに提供していた曲。独特なリフに魅力を感じるスピード感あふれる曲。コンピのときとアレンジが変わっています。

METALLION Vol.30

表紙&巻頭インタビューがIN FLAMESです。そしてなんと、あのインタビュー嫌いで有名なイエスパー・ストロムブラードがインタビューに答えてます。Burrn!では実に10年ぶりだそうです。

IN FLAMES "The Mirror's Truth"

cover日本ではリリース予定のない、先行EPが届きました(ここに収録される曲は、#2〜#4がニューアルバムのボーナストラックとして収録されるので、アルバム買う人は無理に買わなくてよいです)。
"The Mirror's Truth"はネット上で試聴できるので聞いた人はわかると思いますが、ここ数作の作品に比べてメタル然としたエッジが(サウンド面もあわせて)やや後退していて、その分リリカルなメロディが際立ち、押し引きのメリハリがより顕著になっているような印象を受けます。その路線がこのEP収録曲全てに表れていて、おそらくアルバムの方向性もこういった流れでキメてくるのではないでしょうか。
いかにもアウトテイク的な駄作感がなければいいなぁぐらいに思っていましたが、いやはや恐れ入りました。どれもアルバムのリーダートラックにしてもいいんじゃないかぐらいのクオリティです。フューチャリスティックな浮遊感と抜群なメロディをもつ#2「Eraser」なんてかなり人気でそうだし、それに続く#3「Tilt」もいい。企画アルバムに入れていた#4「Abnegation」は、すこしアレンジとかかわってるかな?独特なリフに麻薬的魅力を感じます。

昨晩は夫婦そろってIN FLAMESを堪能しました。「いいねぇ」と悦に。
いったいアルバムにはどんな曲がはいっているのか、これ聴いてますます期待が高まりました。

1日でも早く聴きたい(観たい)がためにこれまでやった異常行動

●2004年夏、DAREの「Beneath the shining water」を、ギリシャ、ドイツ、それから国内のオンラインショップで注文した。結局3枚とも同日到着したという悲しいオチ。
●2005年夏、IN FLAMESのDVD輸入盤を海外サイトで注文したけど、いつ届くか不明瞭だったので国内のサイトで注文しなおした。国内で注文したほうが早く届いた。結局あとで届いたものは未開封。
●2006年冬、IN FLAMESの「COME CLARITY」は国内盤発売前に海外のダウンロードサイトでMP3を購入した。当然CDも買った。

そして、IN FLAMESの最新シングル「The Mirror's Truth(全4曲)」は今日か明日到着予定。全曲3/26発売の国内盤ニューアルバムのボーナスとして全曲収録するというのに。

ファン心理というのは時に尋常でない行動にでるものですね。単に我慢できないだけなんだけど。
無駄金覚悟で気合いれるのはこの2バンドぐらいです。

かつてBON JOVIに入れ込んでいたころ、リリースされるCDを全部買ってやる!と思ったんだけど、1つのシングルでバージョン違い&リリースされる国によって収録曲が違うといったとんでもない戦法だったのであえなく断念したことがありました。

IN FLAMES “The Mirror's Truth”公開

MySpaceでIN FLAMESの新曲 “The Mirror's Truth”が公開されました。いままでにはない新しいアプローチを見せながらも、クセになりそうなリフや抜群のメロディのサビ、そして即効性と持続性の両方を兼ね備えた深遠さ…と、またもや彼らのポテンシャルの高さを見せ付けられたようで嬉しいです。いつもそうなんだけど、ここまで来ると次はつまづくんじゃ…と不安になったりするのですが、いつも杞憂に終わるんです。はー。すごいぜ。

IN FLAMES新譜 日本盤の発売日

IN FLAMESのニューアルバム「A Sense of Purpose」の日本盤は3/26に先行リリースだそうです。

海外アーティストの作品が本国より先に日本で発売されることがあります。これって、国内盤は価格面で不利なので、それを補うためにボーナストラックを追加するというのと似たような理屈でしょうか。でないと競争力なくなっちゃいますもんね。
どこよりも早く、しかも多くの曲が聴ける機会が多いので、嬉しいですけど。たまにボーナストラックが本トラックよりいい曲が収録されていることとかあるので、本国のファンかわいそう、とか思うことがあります。反面、ボーナストラックが駄作だったためにアルバム全体の価値を落とすこともあります…。

ちょっと脱線しましたが、「A Sense of Purpose」の日本盤にはボーナストラックはないみたいです。

IN FLAMES新譜情報

今年の期待の全てをIN FLAMESに。

3月にシングル、4月にアルバムが出るそうです。

New Album“A Sense Of Purpose”

1.The Mirror’s Truth
2. Disconnected
3. Sleepless Again
4. Alias
5. I'm the Highway
6. Delight and Angers
7. Move Through Me
8. The Chosen Pessimist
9. Sober and Irrelevant
10. Condemned
11. Drenched In Fear
12. March To The Shore

New Single “The Mirror's Truth”
1. The Mirror’s Truth
2. Eraser*
3. Tilt*
4 Abnegation*
*=EXCLUSIVE NON ALBUM TRACKS

既に公開されている「Abnegation」はじめ、シングルの中の3曲はアルバムに入らないということで、両方マストですね。