秋川雅史リサイタル@松本

勝山に誘われ、まつもと市民芸術館で秋川雅史リサイタルを観ました。さすが全世代に受け入れられているアーティストだけあって、非常に幅広いお客さんを呼んでます。前半マイクなしの“コンサート”、後半ヴァイオリン、ギターなどの演奏も加わったマイクありの“リサイタル”という流れでした。前半にデュエットしたソプラノ歌手・半田美和子さんとの「Time To Say Goodbye」の素晴らしさに圧倒されて、思わず泣きそうになりました…。
「地上の星」や「ワインレッドの心」、「翼をください」など誰もが知っている歌をクラシカルにアレンジする聞かせ方、見せ方もお客さんを喜ばせていたと思います。「千の風になって」はプログラムの最後に。アンコールの「翼をください」は、一番迫力があって凄かった。
プロの、生のパフォーマンスってのはやはり心に響きますねぇ。満足です。

SUPER WEEKEND

そのあと、エムウェーブでやってるFLAT HEAD主催のSUPER WEEKENDへ。自分の趣味とは違いますが、普段お目にかかることのないようなアメ車、クラシックVW、ビンテージ車などは目の肥やしになります。
ロックバンド・王道坊主の時間に合わせて行って、縦ノリな熱いパフォーマンスを感じながら会場を後にしました。

車

車

ONE OK ROCK LIVE DVD“世の中シュレッダー”

ONE OK ROCKのLIVE DVD、“世の中シュレッダー”を観ました。若さ溢れるエネルギッシュなライブで、観ていて自然と体が縦ノリしてしまいます。ヴォーカル・takaの声はハリも伸びも迫力も録音と同等それ以上で、本当に力のあるシンガーだと思いました。演奏力も堂に入ってるし、これだけ作曲センスもいいのだから世界で通用するんじゃないかと思います。未発表曲らしい「皆無」という曲がかなり気に入りました。

NIGHT RANGER × FIREHOUSE

行きたいけど、予定が未定なのでくすぶっているのが「NIGHT RANGER × FIREHOUSE」という80年代〜90年代前半のハードロックファン垂涎のカップリングツアー


NIGHT RANGERの83年の日本公演の映像。このビデオは数え切れないぐらい観た。この「Eddie's Comin'Out Tonight」という曲は、曲そのものはそんなに好きじゃないんだけど、3分すぎのブラッド・ギルスのソロ、4分すぎのジェフ・ワトソンとの息ぴったりのギターバトルが見ものです。


FIREHOUSEの人気曲「Overnight Sensation」。イントロのCJスネアのハイトーン・スクリームでノックアウトです。ドライブ感満載でハードロックとはまさにコレ。この時代のハードロックバンドの中ではダントツで好きです。

CRAZY RHYTHMS vol.49

slowlie
スロウライのライブを観たのは、実に1年ぶり!(ゴメン…)
その間、着実に地力をつけてきたのが一目瞭然のパフォーマンスだったと思います。曲の良さ、アレンジの巧みさ、ドキッとするメリハリはもちろん、ひとりひとりの“自信”が音に表れているような気がしました。
それにしても、今日のネオンホールは超満員だった。中に入れないかと思った…。

[N-ex 3] Summer Garden N その2

N
奈良時代創建で浄土宗の大本山という歴史あるこの善光寺大本願で、現代アーティストのライブが見られるだなんて、そしてまた、ここで演奏するアーティストが原田郁子、タテタカコという組み合わせというのが非常に興味深く、以前から楽しみにしていたイベントでした。
16時、坂田さんとともに「善光寺大本願ピアノうた祭」の会場、大本願に到着。開場時間には大勢のお客さんの列ができていて、順次入場。会場は人で埋め尽くされ、蒸し暑さもあって不快指数が高め。硬い畳の上に座って開演を今か今かと待つ。
鐘の音とナレーションのBGMのなか、最初に登場したのはタテさん。普段よりさらに短い髪の毛がまるで男の子のよう。いつもどおり、ちょっとおどおどした感じで中央に向かう…。しかし、ピアノに腰を下ろし、BGMのブレイクから「手の鳴る方へ」の力強いピアノのイントロを発した瞬間、会場全体がピンと凍りつくかのような緊張感に包まれる。タテさんのライブは何度か観ているけれども、瞬間的に会場の空気を一変させるタテタカコワールドが堪らない。まるで暗闇に一閃の光が突き抜けるような。このときはもう、会場が涼しいとさえ感じるぐらい。比較的馴染みやすい曲が多かったかな?やっぱり「宝石」は何度聴いても素晴らしい名曲です。ぐいぐい引き込まれて、涙腺が何度も刺激されました…。
次に登場したのはクラムボンの原田郁子さん。大きな歓声で迎えられて、原田さんはタテさんと対照的にリラックスした感じ。こういう雰囲気の方なんですね。独特の声で、和やかに、やさしく曲が流れていきました。途中、タテさんと一緒に連弾するサービスもあって、こちらもとても感動的でした。
大本願のライブにふさわしいピアノの音と歌声は、会場の外にも響き渡ったはず。ちょうど表参道脇なので、多くの人の耳に音が届いたんじゃないかな。善光寺全体を包み込むような、強烈なインパクトを与えた歴史的イベントだったのではないかと、そう思います。宮内さんはじめ実行委員会の皆様、お疲れ様でした!素晴らしい夜でした。

今日と明日は[N-ex 3] Summer Garden N

この土日は、[N-ex 3] Summer Garden Nが善光寺で開催されます。

» 原田郁子×タテタカコ 「善光寺大本願ピアノうた祭」
善光寺大本願初となる現代アーティストのライブ。出演は原田郁子(クラムボン)とタテタカコ。チケットは即完売だったので、残念ながら当日券はありません。8月18日(土)、16:30開場/17:30開演。

» 「白蓮坊 giggles(ギグルス)・乙女の市」&「徳行坊 アート座敷」
「giggles」は、女性の作家だけによるクリエーターズマーケット。「徳行坊 アート座敷」はN-geneのカバーアートに登場したアーティストによる展示です。パートナー・勝山ゆかこも出展します。8月18日(土)、19日(日) 12:00〜17:00。

galerie

今日のライブその2@ネオンホール


場所をかえ、ネオンホールへ。Slowlieは二番手。ギャラリーにはid=NaganoやN[エヌ]で顔を合わせるメンバーも多数いて、お客さんの入りも空席がないぐらい入ってる。Slowlieを生で観るのは実に久しぶり。コンスタントにライブ活動を続けていて最近の感触がよさそうだったのと、久々に新曲を披露するということで楽しみにしてました。
演奏が始まった途端、おっ!という驚きが。バンドとしての一体感が以前見たときより数段アップしていて、各パートの音のバランスもよく、言葉で表すのは難しいけど、音の厚みが感じられて心地よいリズムがどんどん入り込んで熱を帯びてくる感じ。1〜2曲目でがっつり鷲掴みでした。個人的に最も大好きな「水牛」はやっぱり最高です。「Looplife」やラストの「すすむ」といったややスロウめな曲とのバランスもいいし、新曲「Letter」もよかった。Slowlieはどの曲も新鮮なアレンジ(メリハリとか起伏とか)が施されているのが聴いていて面白いな。

今日のライブその1@エムウェーブ

id=Nagano関係者にはバンドやっている人がけっこういて、今日はたまたま(?)あちこちで出演があるというのではしごすることに。須坂のご当地バンド・水くれトーバンズとアニソン&特撮ソングバンド・M-Lab.がエムウェーブにて、夜はおなじみSlowlieがネオンホールにて。

今日のエムウェーブは氷の彫刻展をやっていて、会場全体がスケートリンクとしても開放されているのでお客さんもたくさん。リンクの中央にステージが。登場するのは水くれトーバンズとM.labo。水くれトーバンズは地元テレビ局や新聞にも頻繁に取り上げられています。全国区の人気となったカンガルーのハッチを応援する歌など、地元密着の曲を数曲。非常に親しみやすい曲ばかりで、Vocal、kenさんの伸びのある声が心地よかった。

お次はM-Lab.。このメンバーのなかに1人、id=Nagano関係者がいます(明かしていいのかわからないので控えめに)。懐かしいアニソンが中心だということは、このコスチュームを見て明らか。演奏前から会場の若いおとーさん方のテンションが高め。そして1曲目「北斗の拳」がスタートすると同年代の男性の顔が緩んでいくのがわかります。対照的に一番前を陣取った子供たちは当然ながら何の曲か知らない様子で終始きょとん顔。そのギャップが観ていて面白かった。ステージは迫力あるヴォーカルと演奏で、一緒に観ていたid=Naganoの仲間たちは喝采しながらシャッターを切りまくってました。特に「聖闘士星矢」がよかった。「宇宙刑事ギャバン」も懐かしかった・・・。
一番インパクトが強かったベースのザクは演奏終了後も子供たちに囲まれていました。彼の「北斗の拳」ハイトーンコーラスが最高でした。

さて、夜はSlowlie観てきます。新曲が楽しみです。

虚空の果てに見上げた色彩

休日出社を定時でスパッと切り上げ、長野live houseJへ。この日のイベントは「虚空の果てに見上げた色彩(出演:OGRE YOU ASSHOLE、SLOWLIE、覚醒カナタ、cosmorama、橋詰豊(howlow?)土/コ吉/YURI、イイモリユカ))」で、スロウライを見に行くのは実に3カ月半ぶりだ。この日は新曲をプレイするというので楽しみにしていました。会場にはid=Nagano、J社の方々もたくさん来ていてしばし談笑。
2番手のスロウライは、メンバーみんな忙しいながらもきっちり練習しているとのことで、一体感が感じられる部分は非常に良かったです。特に新曲(曲名教えて!)はかなり僕ごのみの、グルーヴ感ありギターも活躍しヴォーカルも情感たっぷりで素晴らしかったです。メロディやメリハリきいた展開もツボ。
この日出演したバンドはどれもかっこよかったです。自分の好みでいえば覚醒カナタはこの界隈で観たバンドの中ではスタートルガーデンと双璧で好き。熱く、激しく、メロディックです。それから以前から坂田さんらが絶賛していて絶対観てほしいと言われていた人気バンド・OGRE YOU ASSHOLEも圧巻。なんかこう、完成されている。引きつけられるパワーがちょっと違うなと、観客をみてもそれは明らかでした。

家に帰ってから、無性にANBERLINの「dance, dance Christa Paffgen」が聴きたくなってリピートしまくりました。