いいなぁ、NIGHTWISH

cover前作もそうだったんだけど、NIGHTWISHはファーストインプレッションよりも30回ぐらい聴いたあとのほうが良く感じてくる。新作「Once」は事前の期待よりも若干下回ったかなといった印象だったんですが、結局発売以来ずっとヘヴィロテしまくっていて、今が最高潮にハマっています。きっと、長い曲に対してじっくり聴いているゆとりがなかったんだと思います。当初は#1〜#4あたりに魅力を感じていましたが今はダントツに#5と#9が好き。というわけで先日レビューしましたが3pt上乗せ。

一刻も早く聴きたい症候群

会社近くの某書店でCDを買うことが多いのですが、また昨日こんな電話がありました。「ご注文いただいたCD、発売日の入荷ができません」と。まただ!僕の場合、CDを予約するのは発売日の2週間前ぐらい。用紙に記入してレジにもっていくと、必ずといっていいほど「発売日に入荷するかどうかわかりません」と悪気もなく言われます。これがまったく腹立たしい。好きな音楽は“一刻も早く聴きたい症候群”の僕にとっては怒りすらこみ上げてくる対応。流通がこれだけ発達するなか、あいかわらず書店の取次ルートはのろまで役立たず。自動発注や省力化が進んでいるとしても、それがサービスの向上と合致していなければ無意味だと思うのですが。

好きなバンド名、嫌いなバンド名

sogitaniさんのエントリー、こういうの大好きなんで僕もちょっと思いつきで。僕自身は音楽にはある程度の知性が感じられるのが好きなんで、音楽そのものだけでなくバンド名や曲名、佇まいに知性があるとそれだけで好き度がアップしたりします。でも、基本的にHR/HMバンドってダサイバンド名が多いです。ここでは、バンドへの愛情度は抜きにして、単純にバンド名の好き嫌い。

好きなバンド名
●DARK TRANQUILLITY
語呂も好きだし「暗黒の静けさ」っていう耽美な音楽とも一致した雰囲気のネーミングはかなり良いです。BLACK SABBATH(黒い安息日)やDREAM THEATERも貫禄のネーミング。
●KILLSWITCH ENGAGE
意味はよくわからんですが、単純に語呂が好き。AEROSMITHとかGUNS 'N' ROSESもかっこよい。
●IN FLAMES
北欧デス・ゴシック系って一時期前置詞を含んだバンド名多かったですね。CHILDREN OF BODOM、AT THE GATES、ETERNAL TEARS OF SORROW、TO/DIE/FOR等々。IN FLAMESは名前だけでメタルの熱感が感じられて好き。そういう意味ではMETALICCAとかMEGADETH、IRON MAIDENも良い。
●THE HELLACOPTERS
ザ・〜ズ、っていうのはハマればかなり好き。最近多いような気がします。THE DATSUNSとか。70年代あたりのロックをやっているバンドにはすごく合うんじゃないでしょうか。ジャケットやロゴや佇まいもクールなバンドが多いです。
●ABSTRACT ALGEBRA
北欧ドゥーム・メタルバンド。意味は「抽象代数学」らしい。難解すぎだけど、タイトルに象徴されるように、楽曲も歌詞もめちゃくちゃ難解なところが凄い。ライブやったって絶対カンニングペーパーがないと歌えないと思う。


嫌いなバンド名
●TEN
好きなバンドでは5本指に入るだけに、TENってなんだよ!って思いましたです。1stアルバムのジャケットがでっかくローマ数字で「X」だったので紛らわしい。好きなバンドといえば、筆者最愛のバンドDAREも正直かっこいいとは言えない…
●MR.BIG
sogitaniさんも真っ先に挙げたバンド。FREEの曲名から取ったという名前ですが、素直にダサイと思いました。アメリカンロック系はそういうの多いかも。BAD ENGLISH、POISON、EMERARD RAIN、DANGER DANGER等々。そういえば、PRETTY MAIDS(かわいいメイド)とかCINDELERRAとかって英語圏の人にはどう受け止められるんでしょうか。日本でいう近畿キッズwのように馴染めば変じゃないんですかね。
●TREAT
もてなし、ですか?w
●TAKARA
日本語の「宝」のことですか?TENもそうですが、ZERO CORPORATIONという当時日本でのメタルシーンを支えていたレーベルがありましたが、マイナー系を多数発掘しているだけあって、垢抜けないバンド名もたくさんあったような気がします。

毎日リッチー・コッツェン

cover民放のFMラジオで毎日のようにリッチー・コッツェンの新曲「Special」がかかっています(それ以上にVAN HALENもものすごいですが)。MR.BIGによってそれなりの知名度も得たわけですが、ヘヴィロテするぐらい誰か贔屓にしてるんでしょうか。それにしても相変わらずのブルージーな声、巧いギターには痺れるでございますよ。ソロとしてもコンスタントにアルバムリリースしてますが、最近全然買ってないなぁ。来月ベストアルバム出るらしいので是非GETしたいところ。初めてリッチーの音に触れたのは10年前のマサ・イトーの番組。「A Woman & A Man」の熱唱を聴いて、すかさずCD店にチャリで駆け込んだ記憶があります。その曲が収録されている「Mother Heads Family Reunion(1994)」はホントに素晴らしい。ギターの華麗なテクニックとソウルフルなヴォーカル。男の色気発散しまくりです。

Lordiのサイトリニューアル

coverフィンランドのコスプレバンド、Lordiのサイトがリニューアルされていた。どうやらニューアルバムのリリースも近いようなのでこれはめちゃくちゃ嬉しいニュースです。それにしてもこのサイト、絵が凝ってるなぁ。彼らのコスチュームだって、衣裳の域を超えた“特殊メイク”だし、十分このキャラでビジネスできそうだもん。いつかほんとにビッグになりそうなバンドだ。だって、何よりも音楽が素晴らしいですから。見た目はアレですが、演ってる音楽はキャッチーで普遍的なメロディアスHR。誰もが親しみやすいサウンドです。新作楽しみ!なお、このサイトの「EXTRA」で3曲のPVが観られます。超名曲「Would You Love A Monsterman?」、「Devil Is A Loser」と、新曲の「Blood Red Sandman」。新曲の出来も素晴らしいです。メンバーの演奏シーンも観れるし、ファンならずとも必見(?)。

再結成EUROPEが表紙

cover1999年のミレニアムカウントダウンのときに一時的に再結成し、「The Final Countdown」のダンスバージョン?みたいなのを聴いたときはかなりショッキングでしたが、いよいよ再結成アルバムもリリース近しということで、Burrn!9月号の表紙とかになってくると現実味がグンと帯びてきますね。一瞬昔のバックナンバーかと思いましたよ。この二人はそれぞれソロ活動しててメディアへの露出もあったので、歳食ったなぁとも思いませんし、むしろ当時と変わってないなぁなんて思います。
今月はキーボード奏者特集があるのですが、TENのポール・ホドソンの記事中に「IN FLAMESのキーボード奏者は特に素晴らしい」とコメントしていましたがIN FLAMESにはキーボード奏者はパーマネントメンバーにはいないの知ってて言ってるのでしょうか…。一瞬焦っちゃいました。

THE SWiSH

coverそういえば最近小久保淳平はどうしてるんだろうなーと思いオフィシャルサイトに行ったら閉鎖になっていた。え!?活動中止!?はたまた引退!?なんて思いがよぎったのですが、どうやら彼は「THE SWiSH」なるバンドを立ち上げて活動を開始したそうな。ほほぉ。個人的には「ソロアーティスト」よりも「バンド」のほうがなんとなく好きだったりするんで、ちょっと楽しみです。ソロ時代の「セカンド・ステージ」のようなゴキゲンなロックアルバムを期待したいです。

NIGHTWISH新作

coverシンフォニック・メタル系は全然主食じゃないのですが、唯一大好きなバンドがフィンランドでは不動の地位を確立しているNIGHTWISH。ニューアルバム「ONCE」が今月21日発売なんで非常に楽しみ。前作から加入したマルコ・ヒエタラのヴォーカルが絡んでくると魅力も倍増するので、ターヤ嬢とのヴォーカルバトルがどんな感じになってるかワクワクします。それにしても、Amazonの輸入盤の発売日が“2011/10/10”になってますけどw…。表記ミスですね。そのうち直るでしょう。

Monsters Of Metal

coverNUCLEAR BLASTリリースの、参加バンド50組、240分にも及ぶコンピDVD。人気のあのバンドから聞いたことないマイナーなバンドまで、メタル、デス、ゴシック、スラッシュ、インダストリアル等々とにかくボリューム満点の内容。HELLOWEEN、IN FLAMES、SOILWORK、CHILDREN OF BODOM、MASTERPLAN(1stアルバムで輸入盤のみに収録されていた「Enlighetn Me」のクリップですが、この曲がまた素晴らしい!)といった自分の贔屓バンドや、普段は主食にしてないけど本質的には好きなHAMMERFALL、STRATVARIUS、SONATA ARCTICA、THUNDERSTONE等等等w、これ一枚で視野が広がること間違いなしです。IRON MAIDENの存在感がピカイチだったかな。
IN FLAMESの「Trigger」でSOILWORKが友情出演してましたが、SOILWORKの「Rejection Role」でIN FLAMESのメンバーが出ている、というのがやっと観られました。なるほど〜。

TEN新作

cover同じ月にDAREとTENがリリースするなんてなんて贅沢なんでしょう。前作「FAR BEYOND THE WORLD」リリース以降はヴィニー・バーンズ衝撃の脱退、クリス・フランシス加入後初ライブでの危なっかしいパフォーマンス、ゲイリー・ヒューズのソロ2作と、結構いろいろあったのですがようやくTENとしての新作が届いて嬉しい限り。さらっと一通り聴き流した感じ、やはり聞き慣れていないせいかクリスのギターの音はどうも違和感があってしょうがないんですけど、ゲイリーのソングライティングは健在っぽいので一安心。しかし慣れるまでヴィニー・バーンズ後遺症に苦しみそうな感じだなぁ…。