FAIR WARNING復活

メロディアスハードの代名詞・FAIR WARNINGが6年振りに再結成。そして復活第一弾マキシ「Don't Keep Me Waiting」リリース。高らかに響くトミー・ハートのヴォーカル、飛翔するヘルゲ・エンゲルケのスカイギター、とことんエモーショナルなメロディと、どこをどう切ってもFAIR WARNING節全開で見事な再スタートって感じですかね。タイトル曲はかの名曲「Burning Heart」を彷彿させます。メロディアスなミドルテンポナンバー#2、美しいバラード#3も非常によい感じ。ニューアルバムが楽しみです。

さて、FAIR WARNING復活はHR/HMファンにとって誰もが歓迎する「大事件」だけれど、DREAMTIDEは一体どうなるんでしょうか?個人的には2ndアルバムはFAIR WARNINGを超えるぐらい好きだったんだけど。。。

DISARMONIA MUNDI

coverメタル不毛の地・イタリアが産んだ奇跡のエクストリーム・メタルバンド・DISARMONIA MUNDI(ディサルモニア・ムンディ)の新作「Mind Tricks」、今回もまたかなり良い感じ。メイン・ヴォーカルは前作同様SOILWORKのビヨーン・スピード・ストリッドで、それ以外の楽器パート全てを担当する奇才、エットレ・リゴッティの全編に渡っての「エモ・エクストリーム」サウンドが全開。ネームバリューではIN FLAMESとSOILWORKがこの手のサウンドでは群を抜いてるけど、DISARMONIA MUNDIがホントにバンドとして機能したらこの2強に割って入るだけのクオリティはある。やっぱりライブ活動しないと屈強なファンはつかないだろうしね。期待したいなぁ。

ビッグなメタルフェスティバルが日本にやってくる!

LOUDPARK06

「日本史上最大のメタル・フェスティヴァル」という冠に恥じないものすごいラインナップだ。

出演:SLAYER、MEGADETH、KILLSWITCH ENGAGE、ARCH ENEMY、IN FLAMES、THE BLACK DAHLIA MURDER、HATEBREED、ANGRA、DRAGONFORCE、BACKYARD BABIES、BULLET FOR MY VALENTINE、NAPARM DEATH、OPETH、WITHIN TEMPTATION等々。
10月14・15日、幕張メッセにて。すげぇなぁ。行きたいなぁ。

AVENGED SEVENFOLD

coverなんか疲れがたまっていたのかどうか知らないですが、風邪をひいてしまい今日は久々何もしない一日でした。
せっかくゆっくりなので、買っただけ全然聴いていなかったHOUSE OF LORDS「Worlds Upside Down」とAVENGED SEVENFOLD「City Of Evil」をじっくり聴く。HOUSE OF LORDSは前作の復活作でかなり期待を裏切られたのですが今回は素晴らしいです。やればできるじゃないか!やっぱりこのバンドの生命線はアメリカンロックだけど叙情性のあるメロディがあるところだし。
それからB!誌でも特集されていたカリフォルニア出身AVENGED SEVENFOLDは、正統HM+北欧旋律+ジャーマン臭さ+GUNS'N'ROSESの泥臭さみたいな新鮮な路線でとても気に入りました。Gソロとか今の時流に合わないぐらい弾きまくりだし、そのハンパじゃないメロディアス度はかなりポイント高いはず。ヴォーカルもいわゆるメタルコア勢特有のデス声とは違ってクサメロ中心なので、KillSwitch Engageとかよりメタル寄り。伝統的な要素とモダンな要素が、かなりメタルに近いところでうまく融合している感覚かな。しばらく聴いて飽きなければ相当ハマるかもしれないです。日本盤がようやく6/7にリリースだそうです。

TEN "The Twilight Chronicles"

coverこの夏、ひさしぶりにTENの新作"The Twilight Chronicles"が出るようですね。年々、TENに対しての情報にアンテナを張ることがなくなってしまってますが、オフィシャルサイト見るとなんかメンバー減っているような感じ?グレッグ・モーガンとスティーブ・マッケンナってもういないの?なんか不安ですが、ゲイリー・ヒューズのスペシャルなコンポーズ能力で会心の作品がリリースされることを期待してます。
ヴィニー・バーンズは今なにしてるのかしら。

TREAT復活!

cover80年代を代表するスウェディッシュ・メロディアスハードロックバンド、TREATがいつの間に復活してベスト盤を出してました。Bass以外は「ORGANIZED CRIME」のときと同じメンバーだそうです。#2「 I burn for you」と#9「Go!」は新曲、#18「Still in heaven」は未発表曲です。新曲2曲については、個人的には往年の楽曲より出来がいいんじゃないかってぐらい良い。一度聞いたら忘れられないキャッチーなメロディです。未発表曲も素晴らしい。マッツ・レヴィン在籍時の5th「TREAT」からは#17「Learn to fly」のみでしたが、高校時代に最も聴いたアルバムのなかのひとつなので非常に嬉しいチョイスです。しばらくは高校時代セレクションでCDを引っぱり出すことにします。WINGER「Blind Revolution Mad」とか凄く聴きたい。ちょっとマニアックですがTRIXTER(ドラムが関根勤そっくり)「Road Of A Thousand Dreams」とかも…。

Eternal Tears Of Sorrow

coverここ2年ぐらいメロディック・デスメタルに触れる機会がかなり減ってきていたんだけど、この春だけでもKALMAH、SCAR SYMMETRY、NORTHER、ETERNAL TEARS OF SORROWと、名前見ただけで即買いしてしまう金太郎飴系メロデス勢が一気にリリースしたことで最近はメロデス一色。特にKALMAHとETERNAL TEARS OF SORROWの出来はいい。EToSは#1「Sweet Lilith Of My Dreams」、#7「Tar Still Flows」あたりが凄まじいし。やっぱ泣きに心酔できる叙情メロはいいね。

メロデス一色といっても、1日30分ぐらい(要するに通勤の往復時間)しか聴く時間とれないけど…。その時間に追われた中で聴く音が、メタルに飢えた体を刺激しまくってくれる。まるでビールか栄養ドリンクのような感じですなぁ。

KALMAH聴き込み中

cover常に高品質な音を届けてくれる中堅(失礼か?)メロディック・デスメタルバンドのKALMAHとETERNAL TEARS OF SORROWは揃って今月リリース。EToSはmyspaceで試聴した感じ非常によい感触でした。両バンドとも時流に乗らす徹底的に自分のスタイルを貫くマンネリ美が良い方向で出続けてくれているので安心して聴いてられます。KALMAHのほうは#3「Time Takes Us All」みたいなゾクゾクっとくる展開美と疾走感がたまりません。あ、あと今月はSCAR SYMMETRYも出るんだっけ。最近B!誌買わなくなることが多くて、買ってもまともにレビュー読んでないや。じっくり発掘する余裕が全くないです。冒険心ゼロ。いかん。

メタルでエネルギー補充

cover相変わらずIN FLAMES三昧の毎日ですが、最初地味に感じてた「Reflect The Storm」、「Pacing Death's Trail」、ちょっと趣味と違うかなって思ってた「Scream」あたりにハマってきました。「Leeches」のドラムも最高。演奏シーンがフルで観られるDVDはホントいいですね。今月B!誌には長いインタビューと全アルバム紹介で10ページ割かれてます。必見。それからIN FLAMESのサイトがリニューアルしてました。

SEX MACHINEGUNSのニューアルバムは今週リリース。先日のシングルDVDに収録されてた「Junk Food」はまんまメタリカって感じで個人的には「中の上」ぐらいですが、聴けば聴くほど体に染みつくというか、ライブでは相当盛り上がりそうな気がします。長野ライブまであと1カ月。blogにはツアーの映像がいくつか公開されてますが、前回のものより多少音質があがってますね。「みかんのうた」を見るだけで体温あがります。いま髪の毛長いんでいつもより楽しめそうです。そういえばマシンガンズって何故B!誌に取り上げられないんですかね?確かデビュー盤のレビューは載っていたと思ったけど。純粋なヘヴィメタルバンドで武道館ライブできるって他にいないのに…。

ちょっと前にTENのベスト(全曲再録)を聴いたんですけど、クリス・フランシスが弾く「After The Love Has Gone」のリメイクはちょっと酷いなぁ。なんかこう繊細さのかけらもないっていうか。原曲は墓場に連れていきたいぐらい好きなので、この崩され方はかなりショック。

METAL HAMMER

cover銀色にまぶしく光る袋入りのメタル専門誌・METAL HAMMER。オマケのCDにはBULLET FOR MY VALENTINEとかIN FLAMES「LEECHES」とかBLACK LABEL SOCIETYとかEDGUY等の曲が入っていた。知らないバンドもたくさん入っていたけどBLEEDING THROUGHとかCOHEED AND CAMBRIAとかなかなかよかったな。ハードコア系が随分と幅をきかせてるメタルシーンにあって、やっぱりこのCDにもそういう音が多かった。随所にメロディックなフレーズがたくさんあるんだけど、やっぱりちょっと取っつきづらいいうか、例えばかなりメタルに近いところにいるKILLSWITCH ENGAGEでも真ん中から外角いっぱいに外れる高速スライダーっていう感じなんだよな。

最後に収録のSINAMOREってまるでTO/DIE/FORそっくり!フィンランド・ゴシックメタル好きには直球の曲です。→Sleeping Away / SINAMORE