The Quick PlaceのPV

coverIN FLAMESの新作「SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE」より先行トラックの「The Quick Place」PVをオフィシャルサイトで試聴しました。前作の流れを汲んだ作風で期待はどんどん高まります。PVそのものも最近すごく気合い入っててよいです。どうやら欧州ではこの曲が先行シングルとしてリリースされたようで、ファンとしてはこっちも欲しいところ。アルバム発売まであと2週間、ワクワクするなぁ。

→IN FLAMESオフィシャルサイト

早く来い来い3.17

SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE / IN FLAMES(トイズ・ファクトリー/3.17発売)
新世代ヘヴィメタルへと進化しているIN FLAMESの新作日本盤のリリースが決定してましたね。常に期待以上のものを作り上げてくれている彼ら。あと2ヶ月。待てない…。
B!誌ではNEGATIVEなるバンドが新人とは思えない待遇でクローズアップされておりましたが(カラーインタビューでしかもトップ記事のBON JOVIの次、表4広告、そしてクロスレビュー登場)、そのデビューアルバム「WAR OF LOVE」での「エモーショナル・ロックンロール」なるサウンドは一体どんな感じなのでしょうか…。ということでオフィシャルサイト行ったら音源ありました。目新しさはないけどフィンランドならではのメロディがいい感じ。こりゃなかなか期待できるかも。フロントマンのヨンネ・アーロンは確かにロックスターの薫りがぷんぷん漂う佇まいだ。
新人がクロスレビュー載るぐらいだけあって今月は不作っぽい。とりあえずマストはPINK CREAM 69、それからWUTHERING HEIGHTSぐらいかな。

TRIGGER

030617.jpgIN FLAMESのDVD付きシングル「TRIGGER」。6th「REROUTE TO REMAIN」から「Trigger」と「Cloud Connected」、5th「CLAYMAN」から「Only For The Weak」の3曲のPVが入っています。「Ordinary Story」の散々なPVに比べると格段に内容がかっこよくなっていて見応えありますよ!ファンなら必携のアイテムです。

Reroute to Remain

coverIN FLAMESの最新作「REROUTE TO REMAIN」発売です。待ち遠しかったです。ざっと一回通して聴きましたが、だいぶ変わりましたねぇ。解説にもあるとおり、かなり現代ヘヴィ・ミュージックの要素が入っていると思います。でも一番変わったのは全編通してフィーチュアされたメロディアスなヴォーカルでしょうか。一回じゃなんとも判断つかないけど、無論メロディのクオリティは抜群だし、変わったっていってもIN FLAMESらしさは間違いなくあるので、とにかく聞き込みたい欲望で一杯です。これはもしかしたらアメリカでブレイクする…かも!?

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IN FLAMES [guest/ARMAGEDDON, THE HAUNTED]

 入場前に待っていた外の寒さが心地よかった。この中に入れば、熱気で体の奥底から熱くなるのはわかっていたからだ。この寒さはいやでもなくなる。この中は炎。そう、LIVE IN FLAMESなのである。
 ゲストのARMAGEDDONとTHEHAUNTEDの演奏は観客の度肝を抜いた。特にARMAGEDDONのクリス・アモット(g)とTHE HAUNTEDのマルコ・アーロ(Vo)のパフォーマンスは、この日最も印象に残ったものだった。この2組のステージで既に1時間半が経過。一階フロアはもはやライブの終盤をむかえたかのようにヒートしている。しかし、2階ははまだまだ不完全燃焼。指定席というもどかしさ。まだ一度もこの音の流れに乗っていない。早く、メインアクトを!!
 そして、やっとIN FLAMESの登場。2階の僕らもようやく立ち上がり、オープニングの音を待つ。「Bullet Ride」だ。過去のどの曲よりも好きなこの曲がかかり、僕も観客もいきなり大合唱。音のバランスは悪く、アルペジオもギターソロもほとんど聞こえないけれど、何度も何度も繰り返し聴いたこの曲、頭の中で勝手に演奏している。サビの「Silent Scream!」。僕はやっとアンダースと同じ咆哮ができた。こんなデス声、普段はとても出せやしない。でもこの空間でなら、人目をはばかることなく絶叫できる。あー、なんて気持ちいいんでしょう!
 IN FLAMESの最大の魅力であるメロディに関しては、サウンドの中音域が大きすぎて、肝心な高音やギターソロなどがほとんど聞き取れなく非常に残念であったが、そのかわりブリッジ部で急疾走する展開の多い彼らの曲ではメタルの醍醐味を堪能。「Swim」「Colony」「Clayman」等では、ブリッジ〜サビにかけてヘドバンするにはもってこいだった。また、一緒に歌える曲が多いのも功を奏し「Embody The Invisible」「Ordinary Story」「Jotun」「Only for The Weak」そしてキャッチーな「Pinball Map」では大合唱となった。そして、彼らの魅力とライブならではの高揚感を凝縮した名曲中の名曲「Episode 666」がラストを飾った。アルバムより更に速い展開で疾走し、そしてサビで「6! 6! 6!」と拳を挙げる。まさにメタルな光景だ。感動。ステージからの音と観客の声援が交錯するこの空間のダイナミズムは、今まで味わったことのない熱い想いを感じることができた。
 ライブアクトとしてのIN FLAMESは、場数は相当踏んではいるだろうが、注文をつけたいところが多かった。しかし、イエスパーも聞いているよりもずっとアクションが大きかったし、アンダースも曲毎にMCを入れるのはどうかと思ったが、フロントマンとして十分すぎるパフォーマンスだった。全体として堂の入った貫禄をみせてくれ、非をカバーするだけの満足感を得られたのは事実である。こんな楽しいライブ、次も是非行きたい。1階に降りる勇気は、ちょっとないけどね。