Music Review : 2007年1月

ANCHANG / コブラツイスト 【83点】

Anchangソロ名義のニューシングル。「コブラツイスト」はマシンガンズとはちょっと路線を変えた、広大な雰囲気のミドルテンポなHR曲といった感じで、Gソロのタッチもバンドのとずいぶん違っている。カバー曲の「メリーアン(THE ALFEE)」はハマリすぎ。劇的HMです。もう一曲の「チェリー(スピッツ)」は、冒頭のシャウト、低く唸る声、へヴィなギター・・・と原曲とのギャップがありすぎだが、慣れるとなかなか。以前ソロで出した「ザ・メンテナンス」同様、ANCHANGのソロ作品の音づくりはバンドのより好きな部分もある。(H)

THE POODLES / METAL WILL STAND TALL 【83点】

元MIDNIGHT SUNのヤコブ・サミュエルを中心に、ポントゥス・ノルグレン(g)など腕利きプレイヤーを揃えたスウェーデンのバンド。北欧らしい旋律とモロ80年代の香り漂う音楽性は、聞いていて恥ずかしくなるぐらい古くさくてクサくてメロディアス。特に思わず口ずさんでしまう#1〜#3の流れが凄まじい。WIG WAM、LORDIに続き、ビジュアルだけでなく内容も伴ったパンチの効いた存在だ。

TRISTANIA / ILLUMINATION 【77点】

THE ANSWER / RISE 【82点】

BLACK STONE CHERRY / BLACK STONE CHERRY 【81点】

ESSENSE OF SORROW / REFRECTIONS OF THE OBSCURE 【83点】