まさしく人間ドキュメント

深夜、SEX MACHINEGUNSのドキュメンタリーDVDを観る。ミュージシャンのドキュメンタリーってそんなに興味あるわけではなかったので正直期待していなかったんだけど…僕らがライブだけでみている表側とは全く違う部分があって、思わず吸い込まれるように観てしまった。
マシンガンズがアルバム「MADE IN USA」をアメリカでレコーディング…きっと外国人とワイワイやりながら、楽しくハイテンションでやったんだろうななんて勝手に思っていたけど、実際は無茶苦茶シリアスで張りつめた緊張感の中で行っていた。見ているこちらの胃が痛くなりそうなぐらいに。そこにあるのは忍耐、焦り、葛藤、すれ違い、そして妥協を許さない姿勢。ライブであれだけ素晴らしい一体感を生み出すマシンガンズも、ほころびがでたり目的意識の違いがあったりで悩んでいる。ANCHANGはそれを隠しもせず、時に嫌われ役に徹してでもメンバーにぶつけていく。音楽的にどんなに天才的な技術を持っていても、それだけではひとつの完成された作品を作り出すのはきわめて難しいのだと感じた。

表側の部分で十分、という人は観なくてもよいけど、作り手の葛藤はこうなんだ!という部分においては、マシンガンズが好き嫌いに関わらず観て損はないと思った。結構感動した。NHKでやってもいいんじゃない?って思った笑

[ SEX MACHINEGUNS ] Posted by hara at 2006年03月10日 13:01
コメント

NHKって内容的には「プロジェクトX」ですか?(笑)

残念ながら今回の東京ライブ(Zepp Tokyo)は見送りになりました;
次回こそは、次回こそはぁ!

R at 2006年03月11日 09:54

そうそう、それ系(笑
なんかメンバーみんなテンション低くてね・・・意外だよね・・・
でも演奏している姿はどのシーンとってもめちゃくちゃかっこよいです。
ナッシュビルでのライブの映像とかも緊張感が伝わってきてよいです。

とにかくこのバンドはライブですぜぇ

ハラヒロシ at 2006年03月11日 12:56

お久しぶりです!
あのDVDはちょっとすごいですよね。あの2時間は重かった!
そして僭越ながらもあんちゃんと自分がダブって見えるところもあり(体型じゃないよ)共同作業における言いだしっぺの過酷さを思い出しました
長野にも行ったんですよ!ヒロシさんのほうはトラブルがあったみたく、パートナーさんに大きな怪我がなくてよかったですね

私は前によく行く方なので、その行為が誰かを傷つけているかと思うと、反省させられます
イラッとすると、ライブに集中できないですよね、たまにあります私も
でも、まあ、前から4列以内はスタンディングルールで(ソンナノアルノカ?!)もみくちゃ上等だと思っているんですけどね
名古屋だと後ろからヤローに蹴られるし、それすらも楽しめるようになっちゃいました
私から蹴ったり肘入れたり突き飛ばしたりは絶対しませんけどね、もみくちゃになる熱いライブを体感したいので、前に行きまくりです!
長野はもみくちゃにならないで暑かったですけど(笑

suco at 2006年03月16日 03:58

あれだけのプレイヤーが揃っても、足並み揃えていくのは難しいですね。特にミュージシャンってそうなんでしょうね。長い間同じメンツで続けていくバンドも少ないし。メタル系は特に。

ハラヒロシ at 2006年03月18日 16:33

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ewtw at 2006年04月06日 10:50


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