CHEチェ 39歳 別れの手紙

日曜日とファーストデー(毎月1日)割引が重なって、朝9時の長野グランドシネマズのチケット売り場は長い行列に。ほとんどが20世紀少年とマンマ・ミーアのお客さんのようで、「CHEチェ 39歳 別れの手紙」はわずかに15人ぐらいの観客でした。

前日に「チェ・ゲバラ伝」をようやく読了したところなので、とても悲しい気持ちの中、その伝記の内容を映像にクロスしていくような感覚で2時間半を過ごし、チェの壮絶な死を迎えました。前回同様、過度の演出はなく、淡々と映像が流れていきます。そこがまた、この映画のよいところでしょう。
キューバ革命を経て大きな名声を手に入れながら再び革命の地に飛び込んだ稀有の革命家。その崇高で純粋なロマンティシズムに心打たれます。

この映画でも感じたラテンアメリカのこと、それから最近関心の高い中東問題などでもそうですが、それぞれの立場で物事を見てとらえるということが大切だと強く思いました。

「CHEチェ 28歳の革命」のエントリーでも少し触れましたが、この映画を見る前に予習しておくのをお勧めします。「CHEチェ 28歳の革命」はバックグラウンドをよく知らないまま観たのですが、そのあと「チェ・ゲバラ伝」を熟読して理解が深まりました。キューバをはじめラテン・アメリカ諸国の歴史、フィデル・カストロあたりは押さえておくとよいと思います!

[ MOVIE ] Posted by hara at 2009年02月01日 22:44
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